プレスリリース

2025.03.31 プレスリリース   

女性ロールモデルがIT人材不足を救う! paiza、男女共同参画会議 第41回計画実行・監視専門調査会(内閣府)で女子学生への訴求の重要性を提言

ITエンジニア向け転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社は、令和7年3月5日に男女共同参画会議 第41回計画実行・監視専門調査会(内閣府)にて女性デジタル人材育成について提言を行いました。

■プレゼン内容

  1. IT人材不足の現状と未来予測

    1. 人口減少によるIT化による生産性向上の必要性

    2. IT人材不足解消とIT人材の男女比率における相関

    3. 先端IT人材の人材不足、育成課題

    4. 先端IT人材ニーズ

  2. 女性IT人材が少ない要因

  3. 理工系分野を目指す女性を増やすために重要なこと

  4. IT人材不足解消に向けた男女比率改善の解決コンセプト

    1. ロールモデルの提示と興味喚起

    2. 女性に限らないプログラミング教育課題の解決

    3. 女性IT人材増加のための特有課題



■提言内容

女性IT人材のロールモデルや働き方を学生に伝える仕組みの整備

2030年には、IT人材が最大79万人不足する(※1)と予測されており、特にプログラミングスキルを基礎とするAI、データサイエンス、アジャイル、サイバーセキュリティといった先端IT人材は55万人不足する(※2)と言われています。

現状、IT人材の女性比率が約2割(※3)と非常に低いですが、IT人材の男女比が5:5になるとIT人材不足はほぼ解消できると考えております。

そのためには、女性IT人材のロールモデルや働き方を「知る・触れる」機会をはじめとして、性別に関係なくIT業界への憧れとキャリア形成の解像度を上げるための仕組みの整備が重要です。

具体的には、

①高校でのプログラミング教育への投資を強化し、先生の育成やサポート体制を充実させること

②女性IT人材のロールモデルを示す課外セミナーや特別講話を実施し、IT企業のオフィス動画や社員紹介動画をプログラミング学習と合わせて提供すること

③女子学生のIT業界への就労支援サポートを強化し、ロールモデルを輩出すること

④民間出身者が情報教員や支援員になりやすい制度設計を行うこと

⑤出産後のリモートワーク推進補助を行うこと

が挙げられます。

これらの施策を通じて、学生が実際にIT業界で働く女性に触れる機会を増やし、職業選択の幅を広げることが期待されます。

(※1)「経済産業省 IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」

https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/daiyoji_sangyo_skill/pdf/001_s02_00.pdf

(※2)「経済産業省 IT人材需給に関する調査」

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

(※3)※2021年版情報サービス産業基本統計調査|情報サービス産業協会P29 男女比(78.1:21.9)

https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2021.pdf



■男女共同参画会議 第41回計画実行・監視専門調査会(内閣府)

開催日時:令和7年3⽉5⽇(水) 14:00〜16:00

会場:オンライン開催

議題:

(1)女性デジタル人材の育成について

(2)男女の性差に配慮した施策の推進について

https://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/keikaku_kanshi/gijishidai/ka41.html



「世界を変えるのは、異能だ。」と考えるpaizaでは、「異能をのばせ。」をコンセプトに「人と企業に絶え間ない成長を促す唯一無二のプラットフォーム」作りをおこなっています。今後ともこのプラットフォームを通じて、IT人材を採用する企業、IT人材を育成する教育機関、IT人材として活躍する・活躍を目指す個人に役立つサービスの提供を行ってまいります。

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