プレスリリース
2022.07.12 プレスリリース
paiza、「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」を調査。実施の理由や方法、メリットなどが明らかに
ITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」は、「paiza新卒」をご利用中の企業向けに「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」についてアンケートを実施しました。以下の通り発表致します。(paiza新卒:https://paiza.jp/student)
(1)「paiza新卒」掲載中の企業で、新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク(※)」を行っている企業の割合(N :358社)※原則的に出社がない働き方
今回の調査では、2022年7月現在「paiza新卒」に掲載されている358社のうち60社(16.8%)が新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を実施していることが分かりました。
以下、新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を実施している企業の実態について、詳細をお伝えします。
(2)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」は、「通常の勤務形態」か「新型コロナウイルス対策による一時的な対応」のどちらでしょうか?(n:10社(※)、以下同じ)(※)60社のうちアンケートに回答した10社
ほとんどの企業では、新卒から通常の勤務形態として「フルリモートワーク」を実施しています。
(3)いつ頃から新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を開始しましたか?
20%の企業が新型コロナウイルスの流行前から、新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を実施していました。また、そのほか70%の企業も新型コロナウイルスの第1波の時点で迅速にフルリモートワークに切り替えたことが分かります。
(4)新卒ITエンジニアに「フルリモートワーク」を導入した理由を教えてください。
【新型コロナウイルスが理由に関連する企業】
・新型コロナウイルスの影響により必然的にフルリモートになったが、業務上支障がほとんどなかったため全従業員でフルリモート体制にシフトした。
・当初は新型コロナウイルスの影響を踏まえて社員の健康と安全確保のために導入したが、その後は社員のワークライフバランスや多様な働き方を実現するために継続している。
・新型コロナウイルスの流行のほか、組織拡大によってスペースが不足してきたため。
・以前より新しい働き方としてリモートワークを実験的に行っており、新型コロナウイルスが流行し始めたのを機にリモートワークに移行した。
・新型コロナウイルスの影響により全社員対象にフルリモートワークを開始したため、それに合わせて新卒社員もフルリモートワークになった。
【関連しない企業】
・多様な働き方を希望する社員を受け入れるため。
・新卒に限らず当社の基本の勤務体系が「フルリモートワーク」のため。
・エンジニア採用における対象者拡大のため。
(解説)
多くの企業が新型コロナウイルスの流行を機に「フルリモートワーク」に移行し、「業績に問題が出なかった」「エンジニア採用に有利」「ワークライフバランスの実現」「広いオフィススペースが不要」などの理由で継続しているようです。フルリモートワークという働き方に対して、デメリットよりもメリットを感じている様子が伺えます。
(5)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」の実施にあたり条件はありますか? (複数回答)
「完全に無条件」と回答した企業は20%でした。多くの企業では、会社から自宅の距離やコワーキングスペースの利用制限、Free Wifiの利用制限(その他の回答)など、各社の条件を設定しています。
(6)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」は入社後どの時期から実施していますか?
80%の企業が入社直後、あるいは研修後すぐに「フルリモートワーク」を実施しています。
(7)新卒ITエンジニアの入社時の受け入れはどのように行っていますか?
【入社後すぐからフルリモートワークの企業】
・オンラインで研修を実施。
・初日の研修のみ対面で、それ以降はオンラインで研修。
・選考からフルリモートで実施。
・PCを自宅に配送し、Slackで事前に情報を共有した上でリモート研修を実施。
・研修やタスクを用意し、オンラインで定期的な進捗管理を行う。
【研修期間はオフィスに出社する企業】
・入社日から研修期間中は原則出社としている。
・入社直後は出社で研修を実施。
【配属後も一定期間リモートワークとオフィス出社を併用する企業】
・ある程度自立した状態になるまでは出社を推奨している。
(解説)
質問(6)(7)の回答を見ると、多くの企業で研修も含めてオンラインで行い、入社直後からフルリモートで働いていることが分かります。また、「新卒社員の受け入れにあたり苦労した点や課題があれば教えてください」という質問に対しては、「特にない」との回答が最も多く、そのほか「新卒社員間のコミュニケーションが少なくなりがちなので対策をしている」と言った意見が挙がりました。
(8)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」導入のメリットはなんですか?(複数回答)
(解説)
回答からは多くの企業が「採用上のメリット」があると感じていることが分かります。
(9)今後も「フルリモートワーク」を継続しますか?
今後もフルリモートを継続すると回答した企業は、その理由として「業績に影響がないことが分かった」、「働きやすい」、「採用競争力の向上」、「オフィスが縮小できる」、「リモートワークの終了で退職リスクが上がる」などを挙げていました。逆に、「対面を希望する社員がいる」ため検討中とする企業もありました。
■調査概要
テーマ:「paiza新卒」をご利用中の企業向け、「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」についてアンケート
調査期間:2022年6月10日~20日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」をご利用中のIT企業で、新卒社員のフルリモートワークを実施している企業の人事
※上記企業のITエンジニアの人数:10~50人未満(20%)、50~100人未満(40%)、100~200人未満(20%)、200~500人未満(10%)、500人以上(10%)
有効回答数:10社
(解説)
今回の調査では、2022年7月現在「paiza新卒」に掲載されている358社のうち60社(16.8%)が新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を実施していることが分かりました。
以下、新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を実施している企業の実態について、詳細をお伝えします。
(2)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」は、「通常の勤務形態」か「新型コロナウイルス対策による一時的な対応」のどちらでしょうか?(n:10社(※)、以下同じ)(※)60社のうちアンケートに回答した10社
(解説)
ほとんどの企業では、新卒から通常の勤務形態として「フルリモートワーク」を実施しています。
(3)いつ頃から新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を開始しましたか?
(解説)
20%の企業が新型コロナウイルスの流行前から、新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」を実施していました。また、そのほか70%の企業も新型コロナウイルスの第1波の時点で迅速にフルリモートワークに切り替えたことが分かります。
(4)新卒ITエンジニアに「フルリモートワーク」を導入した理由を教えてください。
【新型コロナウイルスが理由に関連する企業】
・新型コロナウイルスの影響により必然的にフルリモートになったが、業務上支障がほとんどなかったため全従業員でフルリモート体制にシフトした。
・当初は新型コロナウイルスの影響を踏まえて社員の健康と安全確保のために導入したが、その後は社員のワークライフバランスや多様な働き方を実現するために継続している。
・新型コロナウイルスの流行のほか、組織拡大によってスペースが不足してきたため。
・以前より新しい働き方としてリモートワークを実験的に行っており、新型コロナウイルスが流行し始めたのを機にリモートワークに移行した。
・新型コロナウイルスの影響により全社員対象にフルリモートワークを開始したため、それに合わせて新卒社員もフルリモートワークになった。
【関連しない企業】
・多様な働き方を希望する社員を受け入れるため。
・新卒に限らず当社の基本の勤務体系が「フルリモートワーク」のため。
・エンジニア採用における対象者拡大のため。
(解説)
多くの企業が新型コロナウイルスの流行を機に「フルリモートワーク」に移行し、「業績に問題が出なかった」「エンジニア採用に有利」「ワークライフバランスの実現」「広いオフィススペースが不要」などの理由で継続しているようです。フルリモートワークという働き方に対して、デメリットよりもメリットを感じている様子が伺えます。
(5)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」の実施にあたり条件はありますか? (複数回答)
(解説)
「完全に無条件」と回答した企業は20%でした。多くの企業では、会社から自宅の距離やコワーキングスペースの利用制限、Free Wifiの利用制限(その他の回答)など、各社の条件を設定しています。
(6)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」は入社後どの時期から実施していますか?
(解説)
80%の企業が入社直後、あるいは研修後すぐに「フルリモートワーク」を実施しています。
(7)新卒ITエンジニアの入社時の受け入れはどのように行っていますか?
【入社後すぐからフルリモートワークの企業】
・オンラインで研修を実施。
・初日の研修のみ対面で、それ以降はオンラインで研修。
・選考からフルリモートで実施。
・PCを自宅に配送し、Slackで事前に情報を共有した上でリモート研修を実施。
・研修やタスクを用意し、オンラインで定期的な進捗管理を行う。
【研修期間はオフィスに出社する企業】
・入社日から研修期間中は原則出社としている。
・入社直後は出社で研修を実施。
【配属後も一定期間リモートワークとオフィス出社を併用する企業】
・ある程度自立した状態になるまでは出社を推奨している。
(解説)
質問(6)(7)の回答を見ると、多くの企業で研修も含めてオンラインで行い、入社直後からフルリモートで働いていることが分かります。また、「新卒社員の受け入れにあたり苦労した点や課題があれば教えてください」という質問に対しては、「特にない」との回答が最も多く、そのほか「新卒社員間のコミュニケーションが少なくなりがちなので対策をしている」と言った意見が挙がりました。
(8)新卒ITエンジニアの「フルリモートワーク」導入のメリットはなんですか?(複数回答)
(解説)
回答からは多くの企業が「採用上のメリット」があると感じていることが分かります。
(9)今後も「フルリモートワーク」を継続しますか?
(解説)
今後もフルリモートを継続すると回答した企業は、その理由として「業績に影響がないことが分かった」、「働きやすい」、「採用競争力の向上」、「オフィスが縮小できる」、「リモートワークの終了で退職リスクが上がる」などを挙げていました。逆に、「対面を希望する社員がいる」ため検討中とする企業もありました。
■調査概要
テーマ:「paiza新卒」をご利用中の企業向け、「新卒ITエンジニアのフルリモートワーク実施状況」についてアンケート
調査期間:2022年6月10日~20日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」をご利用中のIT企業で、新卒社員のフルリモートワークを実施している企業の人事
※上記企業のITエンジニアの人数:10~50人未満(20%)、50~100人未満(40%)、100~200人未満(20%)、200~500人未満(10%)、500人以上(10%)
有効回答数:10社