プレスリリース
2022.01.31 プレスリリース
2023年卒のエンジニア志望学生の就活が「超早期化」、4割の学生が卒業の2年前の春頃までに就活を開始【paiza新卒による調査】
ITエンジニア向け国内最大の転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaiza株式会社は、「paiza」をご利用中のエンジニアを志望する2023年卒の学生向けに、就職活動に関する調査を実施しました(有効回答数:146)。
※調査の詳細につきましては、同調査のレポートをご覧ください。
■調査結果の概要
・就職活動の時期は年々早期化しているが、2023年卒においてもその傾向が続いている。
・約4割が卒業の2年前(2021年春)ごろから就職活動を開始している。2021年の夏までに開始した学生が6割超。
・企業へのエントリーや応募などの時期も2022年卒の学生と比較して早期化した。
■就職活動の早期化が一層進んでいることが明らかに
就職活動の各段階について、いつから開始したかを質問したところ、2023年卒の学生では従来以上に就職活動の早期化が進んでいることが分かりました。
その後、夏(同年8月)には就職活動する学生が6割に達し、秋(同年10月)までに約8割が開始しています。
一方で、調査(2021年12月)の時点で就職活動を始めていない学生の割合は、2022年卒と比べて微減にとどまりました。これはもともと進学を中心に考えている層や進路を迷っている層だと考えられます。
また、企業へのエントリーや応募の開始時期も、2022年卒の回答より早期化が見られますが、こちらは応募準備と比べると微増にとどまっています。
今回の調査では、就職活動の開始時期のほかにも、
URL:https://paiza.jp/guide/document_download_form/2022-jan-student-interview
■解説:早期化のキーワードは「コロナ禍」と「オンライン就活」
(paiza株式会社 取締役 升水啓太)
新卒の就職活動は年々早期化が進んでいますが、特に2023年卒採用では学生の動きが早まりました。エンジニア志望の学生の動きが早まっている背景として、学生側・企業側双方の事情があげられます。
・コロナ禍の中、早期に内定を獲得し安心を得たい学生
新型コロナウィルスは2020年以降の就職活動に甚大な影響を与えています。企業による採用数の見直し、入社直前での内定取り消しなど、学生にとっては非常に強い逆風となりました。2023年卒の学生は、自分たちの上の世代がコロナ禍で直面した現実を間近で見ており、現在の就職活動の厳しさを知っています。就職への強い不安感が早期の動き出しにつながっていると考えられます。
また、コロナ禍によってオンライン選考が主流となり、今までよりも企業の情報発信が増えました。これにより学生が情報収集しやすくなったことも、就職活動早期化の一因と考えられます。
・優秀な学生を確保するため、選考早期化が進む企業
一方、企業側は、コロナ禍以前から優秀な学生を確保するために採用活動の開始時期を年々早めてきました。特にエンジニア職の採用は難しく、高い実力を持つ学生は企業間で熾烈な獲得競争が起きています。加えて、コロナ禍で業績が悪化している企業も増えており、少数精鋭で優秀な人材を早期に囲い込む動きが加速しています。
就活の早期化への対応は、多くの学生と企業にとって手探りな状況です。さらにこれまで新卒一括採用を実施してきた経団連も、通年採用を拡大していく姿勢を示しており、就活のあり方に影響が出ることが予想されます。
参考:
エンジニア志望学生向け就職支援サービス「paiza新卒」
URL: https://paiza.jp/student
※採用ご担当者の方は下記URLをご確認ください。
URL:https://paiza.jp/pages/recruiters/student/service
■調査概要
「2023年卒学生の就活状況調査」
調査期間:2021年12月3日~16日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」をご利用中で、2023年卒業予定の学生
有効回答数:146人
「2022年卒学生の就活状況調査」
調査期間:2020年12月3日〜16日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」をご利用中で、2022年卒業予定の学生
有効回答数:140人
・就職活動の時期は年々早期化しているが、2023年卒においてもその傾向が続いている。
・約4割が卒業の2年前(2021年春)ごろから就職活動を開始している。2021年の夏までに開始した学生が6割超。
・企業へのエントリーや応募などの時期も2022年卒の学生と比較して早期化した。
■就職活動の早期化が一層進んでいることが明らかに
就職活動の各段階について、いつから開始したかを質問したところ、2023年卒の学生では従来以上に就職活動の早期化が進んでいることが分かりました。
2023年卒では、約4割が2021年6月以前から自己分析や企業研究などを始めたと回答しています。これは22年卒と比較すると、7.8ポイント増と大幅な増加となりました。
その後、夏(同年8月)には就職活動する学生が6割に達し、秋(同年10月)までに約8割が開始しています。
一方で、調査(2021年12月)の時点で就職活動を始めていない学生の割合は、2022年卒と比べて微減にとどまりました。これはもともと進学を中心に考えている層や進路を迷っている層だと考えられます。
また、企業へのエントリーや応募の開始時期も、2022年卒の回答より早期化が見られますが、こちらは応募準備と比べると微増にとどまっています。
エントリーや応募は企業が求人を公開する時期に依存する部分が大きいため、劇的な変化は起きていないものの、こちらも早期化が進んでいることがうかがえました。
今回の調査では、就職活動の開始時期のほかにも、
- 学生の志望業界
- 企業選びで重視する項目
- オンライン選考への対応状況
URL:https://paiza.jp/guide/document_download_form/2022-jan-student-interview
■解説:早期化のキーワードは「コロナ禍」と「オンライン就活」
(paiza株式会社 取締役 升水啓太)
新卒の就職活動は年々早期化が進んでいますが、特に2023年卒採用では学生の動きが早まりました。エンジニア志望の学生の動きが早まっている背景として、学生側・企業側双方の事情があげられます。
・コロナ禍の中、早期に内定を獲得し安心を得たい学生
新型コロナウィルスは2020年以降の就職活動に甚大な影響を与えています。企業による採用数の見直し、入社直前での内定取り消しなど、学生にとっては非常に強い逆風となりました。2023年卒の学生は、自分たちの上の世代がコロナ禍で直面した現実を間近で見ており、現在の就職活動の厳しさを知っています。就職への強い不安感が早期の動き出しにつながっていると考えられます。
また、コロナ禍によってオンライン選考が主流となり、今までよりも企業の情報発信が増えました。これにより学生が情報収集しやすくなったことも、就職活動早期化の一因と考えられます。
・優秀な学生を確保するため、選考早期化が進む企業
一方、企業側は、コロナ禍以前から優秀な学生を確保するために採用活動の開始時期を年々早めてきました。特にエンジニア職の採用は難しく、高い実力を持つ学生は企業間で熾烈な獲得競争が起きています。加えて、コロナ禍で業績が悪化している企業も増えており、少数精鋭で優秀な人材を早期に囲い込む動きが加速しています。
就活の早期化への対応は、多くの学生と企業にとって手探りな状況です。さらにこれまで新卒一括採用を実施してきた経団連も、通年採用を拡大していく姿勢を示しており、就活のあり方に影響が出ることが予想されます。
参考:
エンジニア志望学生向け就職支援サービス「paiza新卒」
URL: https://paiza.jp/student
※採用ご担当者の方は下記URLをご確認ください。
URL:https://paiza.jp/pages/recruiters/student/service
■調査概要
「2023年卒学生の就活状況調査」
調査期間:2021年12月3日~16日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」をご利用中で、2023年卒業予定の学生
有効回答数:146人
「2022年卒学生の就活状況調査」
調査期間:2020年12月3日〜16日
調査方法:インターネットによる調査
調査対象:「paiza新卒」をご利用中で、2022年卒業予定の学生
有効回答数:140人